屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島あいすくるりん 第11回 空と海ゆかしき島のスペシャリティ

拝啓

台風21号接近にせかされるようにコテージご滞在だったお客様はご帰郷。お見送りの後、明日ご来島予定のお客様を迎える準備をしつつ、甘いものと苦いものを口にして体と脳の疲れを取りたいという思いに駆られ、とろとろ向かった先は六角堂の西方約200mにある「屋久島ジェラート そらうみ」さん。

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2014年に屋久島で初めてアイスクリーム類製造業の営業許可を取得された本格イタリアンジェラートのお店で観光客にも島民にも大人気。店内に入り、冷凍ケースを探索したのはお目当てのジェラート。そらうみさんのWebサイトには載っていない
噂の「フトモモジェラート」。

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ありました、「ホートー=フトモモ、別名ローズアップル」のフレーバー入りジェラート。一色だけでは味気ないと何と合うかを伺えば、ドラゴンフルーツを薦められ、そのフトモモドラゴン二色ジェラートエスプレッソを頂くことに。

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そらうみ名物、チェアハンモックの網目ゆかしき光と影を眺めつつ、待つことしばし……

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やって参りましたフトモモドラゴン+エスプレッソ

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想像以上に美しい色彩のコントラストにときめきつつ、まずはフトモモを一口。ローズアップルの別名通り奥床しい上品な香りが鼻に抜け、あの初夏に咲く花の姿が呼び覚まされました。

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ドラゴンフルーツは
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程よい酸味と果肉の存在感がジェラートの甘味と滑らかさを引き立てます。このコンビネーションの絶妙さ、オーナーさんのお薦めに従ったのは大正解。

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六角堂やそらうみさん最寄りのバス停名はフトモモにちなんだと思われる「ホトー川」、集落の山手にあるのは「竜神の滝」。図らずも麦生ゆかりの二色ジェラートでありました。

そして、奥様のラテアートに心和むエスプレッソ

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「通」の中には
エスプレッソはストレートで飲むものではない。
たっぷりと砂糖をすくったらエスプレッソの上のクレマに静かに落とし混ぜすぎないこと。
淹れたてを二口か三口でクイッとやるのが、エスプレッソの魅力をもっとも楽しめる。
飲み干した後の砂糖を、スプーンですくって食べるのも楽しみ。


などとおっしゃる方もいるようですが、そんなことにはお構いなしに砂糖は入れず、かき混ぜもせず、ゆるゆると。しっかり抽出された豆の苦みとクリームの旨味が疲れを癒してくれました。豊かな味と香りの、ひと時ありがとうございました。

敬具

追伸
この「屋久島あいすくるりん」、当初はかき氷とソフトクリームの特集をと考えていたのですが、屋久島ではジェラートは外せないと途中で悟り、次の二店も何度か訪れてみたものの空振り。機会があればいずれまた。

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屋久島あいすくるりんインデックス
 

  屋久島ジェラート そらうみ
 
ホートー(フトモモ)とドラゴンフルーツの二色ジェラート

  Cafe & Bike みかん
  抹茶/白くまシロップ  
  はまゆ
  ももミルクかき氷/自家製アイスクリーム
  樹之香(kinoko)
  タンカンジャム クリームチーズソフトクリーム/バニラアイスクリーム
  ワッチcafe・ハイジ
  塩ミルクアイスクリーム
  バンビ
  フッションフルーツかき氷/宇治金時ミルクかけ
  ぽん・たん館
  パッションフルールかき氷
  シイバ
  タンカンソフトクリーム ・/生乳バニラソフトクリーム
  椿商店
  黒蜜タンカンショウガかき氷
  Mam`s Kitchen
  タンカンマーマレード&塩クッキー載せソフトクリーム

  ふれあいプラザやくしま館 やくしまかき氷

  moricafé  ジャージーヨーグルト+ブルベリーソースWソース

                 マンゴーソフトクリーム

  Yakushima Candle HIKARI  クレミアソフトクリーム

  ドライブイン縄文 かき氷 しろくま 小熊

  屋久島八万寿茶園 抹茶ソフトクリーム