屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島あいすくるりん 第3回 空港のミルキーウェイを巡る夏

拝啓
 
屋久島あいすくるりん」第3回目は空港を挟んだ二軒のソフトクリーム。ともに女性移住者がオーナー・スタッフさんだけあってファッショナブル。
 
まずは空港北側、ホームセンターSAMS向かいの「mori café」さん。
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ジャージー牛乳が売りの小屋カフェならでは
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爽やか草原アイスクリームのラインナップ
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ですが、気になったのは「本日の mori café 特製ソースソフトクリーム ジャージーヨーグルト+ブルベリーソースWソース」。
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「本日の」に弱い身の常でMサイズを注文。待つことしばし。
食べやすいようにプラカップに入って登場です。
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ヨーグルトの程よい酸味とブルーベリーの艶やかさが島特有の蒸し暑さをすっきり払ってくれました。
 
で、その数日後……あることが気にかかって再び訪問。
前回食べ損ねた「オススメ マンゴー」特製ソースソフトクリームを頂くことに。
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島のソフトクリームもかき氷もマンゴーソースは定番ですが、mori Caféさんのはひときわ濃厚な味わい(個人的感想です)。
そして何よりMサイズにすると食べやすいサクサクコーン二段重ねは嬉しい限り。
mori caféさんの情報はFBで
 
さて、「気がかりになっていたこと」とはソフトクリームの“コーン CONE。コーンをCORNトウモロコシのことだと永らく勘違いしておりましたが、調べてみればギリシア神話に起源が。
 
ゼウスに乳を与えた育ての親アマルテアは山羊として表現されることもあり、ゼウスがアマルテイアの望んだものがなんでも手に入るよう与えたヤギの角=CORNUCOPIA(コルヌコピア)=豊饒の角がコーンの語源だとか。ヤギさんをマスコットにしている六角堂としては見逃せない話。
 
それを意識するきっかけを与えて下さったのが空港の南、移転された美容室「アトリエ Natural」https://www.facebook.com/natural8940/)さんの元店舗に7月20日オープンされたばかりのYakushima Candle HIKARIさんのクレミアソフトクリーム
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お店の柱はキャンドルづくり体験や
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苔玉などのインテリア販売のようですが
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入り口には「PREMIUM SOFUTCREAM CREMIA クレミア」の垂れ幕がしっかりと。
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カフェコーナーのメニューボードには「ソフトクリーム界No.1の美味しさ!」と
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「クレミア」は1947年創業の日世株式会社(本社大阪)が2013年に発売した高級ソフトクリームブランド。
その特徴の一つは“コーン”が『ラング・ド・シャ langue de chat=フランス語で“猫の舌”で作られていること。
卵黄を使わず、小麦粉に卵白・バター・砂糖などを加えて焼いた薄くてサクッと軽やかなクッキー。
ソフトクリームの相性や如何に。
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生クリームの濃厚な味わいとラング・ド・シャの触感もさることながら、軽やかなプリーツスカート、柔らかなウェーブのかかった女性の髪を思わせるフォルムにときめきました。
 
HIKARIさんの情報はFBで
 
全国チェーンを目指して大阪にも出店された島のおっちゃんが始めたmori cafeジャージーソフトと大阪からやってきた全国チェーンのクレミアをすぐさま食べ比べられるのは観光地屋久島ならではの醍醐味かも。
 
敬具
 
PS.
動物の角をラテン語でCornu、フランス語でCorneと呼び、渦巻パンのコルネはイタリア語で角や角笛を意味するCornoに由来。コーンとコルネは友達のよう。ソフトクリームのコーン部分をコロネに置き換えた「コロネソフトクリーム」商品もあるとのこと。
 
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島のどこかのパン屋さんで作って下さることを願っております。