【六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブからのお知らせ】
六角堂イートハーブ今回の営業は
4月2日(土)臨時営業+3日(日)・4日(月)・5日(火)通常営業
6日(水)は臨時休業とさせていただきます
Open 12:00 ~ Last Order 19:00
拝啓
六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブは一服しながら元気を蓄えていただくスパイシーな空間。オリジナルブレンドのスパイスを使ったマサラチャイや、志戸子の大熊焙煎所からやってくるエチオピア・モカの珈琲をお供に、お気に留まった本などを読んでいただければ幸いです。
お腹から元気を吸い上げたい方にお薦めなのは屋久島産ターメリック(秋ウコン)やカルダモンの風味豊かな「ターメリックライス」、ニンジンとトマトをたっぷり使ったスパイシーな「萌え燃えスープ」、そして自家製「四色ピクルス」。
ピクルスで使われているスパイスは何か教えてほしいというお客様の声を耳にすることしばしばなので、本日は4種類の内の2種類の作り方をご紹介。
① 熱したオリーブオイルに次のホールスパイスを入れて香りを移し、オイルを濾してスパイスは捨てます。
シナモン、ベイリーフ(月桂樹)、赤トウガラシ、マスタードシード、
カルダモン、コリアンダー、クミン、クローブの8種類
② 京都で作られている「千鳥酢」と島でよく売られている「ラッキョウ酢」を鍋に入れ、塩と砂糖を加えて一煮立ち。
③ ①と②を合わせて冷まします。
④ ニンジンを薄切りにして三センチほどの三角形に切り、塩とベイリーフとシナモンと押しつぶしたカルダモンで和え、③と一緒に瓶詰して冷蔵庫で2~4日ほど漬け込み。
⑤ 紫キャベツを千切りにして塩で軽くもみ、赤唐辛子とクミンを加えて③と一緒に瓶詰し、冷蔵庫で1~2日ほど漬け込み。
ピーマンとパプリカのピクルスやキュウリのピクルスも③の合わせ酢を使いますが、加えるスパイスの組み合わせは違います。
聞かれた方にこんな説明をすると、「こだわってますね!」というお言葉をいただくことがありますが、この“こだわり”という言葉は曲者です。
「食材や味にこだわる」と言えば良いように聞こえますが、「金や地位にこだわる」といえば鼻持ちならない人のように聞こえます。
使う(食べる・過ごす)人が楽しくなるようにちょっとばかり“偏りを作る”のが面白いだけ。
それをこだわりと呼ぶ方もいらっしゃるかもしれませんが、こだわる窮屈さに縛られるのではなく、楽しむ自由さで遊んでいるだけかもしれません。それが度を越して“偏屈な身勝手”にならないように気を付けてはおるのですが、さて……
お客様には六角堂のスパイシーな空間で、ごゆるりお過ごしいただければ幸いです。
敬具