屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

望月は欠けし初めとススキ揺れ

[六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブからのお知らせ】

11月は次の8日間の営業を予定しております


21日(土)-22日(日)-23日(月)-24日(火)-25日(水)

28日(土)-29日(日)-30日(月)

Open 11:30~Last order 19:00

※ 28日(土)の18:00~は「島の朗読会」です


拝啓

今日は夕方から久し振りに一雨ありましたが、8時前には雨も上がり雲間から望月が顔を見せました。

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満ちては欠ける月の姿に諸行無常、盛者必衰の理を知る日本古来の感性を大切にしたいものです。どこぞの国の驕れる政府も久しからず。

さて、今日から11月9日までは「読書週間」。六角堂明冥文庫は毎月数冊ずつですが絵本や図書を追加しております。カレー好き、インド好き、放浪好きの方にお勧めな新入荷本は『就職しないで生きるには21ー不器用なカレー食堂』(鈴木克明・鈴木有紀 著 、晶文社刊)。

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インド放浪の末に夫婦でインドカレー食堂「砂の岬」(http://www.sunanomisaki.com/index.html)を開いた鈴木ご夫妻のエッセイです。究極のこだわり、理想の追求、完璧さの実現、そのための全力疾走。その料理やお店に対する情熱は激辛カレー以上の刺激になるかもしれません。

それとは対照的な六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブは、こだわることも欲をかくこともせず、かと言って悟るわけでも枯れるわけでもないチンタラボチボチカフェが似合っているようで。

カフェは11月16日までお休みですが、よろしければ島の図書室を自称する六角堂にふらりとお立ち寄りください。店主がいれば、お気に召した本を見付けてゆるりとご覧いただけます。

敬具