屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島丼紀行第13回-無理言って秋の丼セット

拝啓

六角堂から島の海を見渡せば、もう秋の空。

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あちこちの無人市には薩摩芋やら里芋やらに交じってドラゴンフルーツなども並んでいますが、やはり島のキノコを見かけることはありません。それでも車で5分ほどの原集落にある『ノマドカフェ』http://nomado-cafe.seesaa.net/article/427702194.htmlさんでは島のマコモダケ(マコモというイネ科の植物に黒穂菌が寄生して肥大化した茎)を使った「焼き野菜のマリネ」を添えていらっしゃる様子。やっぱり秋はキノコだなと思いつつ、キノコの丼は見当たりません。

そんな折、たまたま巡り合ったのが島の南部安房の蕎麦屋『きらんくや』http://www.yakushima-marche.com/cust-spot/5348/さんの「キノコのつけ蕎麦」。無理を言って限定メニューの豚丼蕎麦セットの盛蕎麦をキノコのつけ蕎麦に替えてもらって賞味することに。待つこといつもながらのしばししばし……

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温かな漬け汁に、ほんのり香ばしさを感じるようなキノコ。蕎麦をズズッとすすり上げたのち、おもむろに豚丼を頂きました。

最後に蕎麦湯で割ったつけ汁をいただくと、湯気の向こうで一つの季節が幕を降ろしていくようで、なんだか切なく思われました。

敬具