拝啓
「明けぬ夜はなく、止まぬ雨はない」と昔の人は言いました。
とは言うものの梅雨入り後一か月、梅雨の中休みもないままに雨が降り続く屋久島。
6月の日照時間は平年の三分の一ほどしかなかったとのこと。
何ということでしょう、赤道付近には台風の卵が列をなしています。
2015年7月3日19:00 気象衛星の画像
こんな時にため息ばかりついていては心の中まで黴が生えてしまいます。
そこで今朝は篠突く雨を突っ切って尾之間のパン屋「ペイタ」さんでモーニングをいただくことに。
久しぶりに訪れた店内には、なんとカレーパンが待っていてくれました。
「第4回 カレーパン事情」(http://blogs.yahoo.co.jp/honeycomcabin/12156764.html)では島の自家製パン屋さんのカレーパンを紹介しましたが、その時ペイタさんはカレーパンを作っておらず、紹介できませんでした。
今日聞いたところによると、お芋のパンが作れない時期にカレーパンを作るのだとか。
カレーパンはノンフライタイプの三角形。
店内で食べやすいように半分に切れ込みを入れて下さってあります。
後ろに隠れているのはシナモンパン。
明るい窓辺の席でホットコーヒーと一緒においしくいただきました。
振り返ってみれば、この「屋久島カレー事情」は一年前の7月3日のブログ「独りでもカレーが繋ぐ人の縁 第1回 萬萬亭の500円カレー」(http://blogs.yahoo.co.jp/honeycomcabin/11973154.html)で始まりました。
一周年の今日、お待ちかねのカレーパンに出会えたことに何かのご縁を感じます。
六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブも、こんな静かなひと時を朝から夜まで味わっていただけるカフェにできればと願って開業したのでした。
そんな初心に立ち返るよいきっかけを下さったペイタのカレーパンに感謝です。
敬具
追伸
「カレーパンの歌」youtubeで楽しめます。
この一年間に紹介した「屋久島カレー事情」インデックス
第30回 海山にガッツリカレー連れテイク ガッツリ登山弁当カレー
安房 「かもがわ」
第29回 台風も賑わうアジアの交差点 パワーアップして帰ってきたAmara
安房 「新Amara 南国酒場」
第28回 屋久島にアジアの緑風巡り来る 京都からやってきたアジアンカレー
尾之間「バリスタイル レストラン&バー Warung Karang(ワルンカラン )
第27回 ラーメンをスープにさらう島カレー ラーメン屋のカレー定食
宮之浦 「王龍(ワンロン)」
第26回 脇役のカレー目当てに蕎麦すする カレーやってます
尾之間 「手打ちそば屋」※2016年閉店
安房 「かもがわ」
第29回 台風も賑わうアジアの交差点 パワーアップして帰ってきたAmara
安房 「新Amara 南国酒場」
第28回 屋久島にアジアの緑風巡り来る 京都からやってきたアジアンカレー
尾之間「バリスタイル レストラン&バー Warung Karang(ワルンカラン )
第27回 ラーメンをスープにさらう島カレー ラーメン屋のカレー定食
宮之浦 「王龍(ワンロン)」
第26回 脇役のカレー目当てに蕎麦すする カレーやってます
尾之間 「手打ちそば屋」※2016年閉店
第23回 県道に萌え出づる春カレーあり 年季の入ったかわいい系喫茶店
小瀬田「花鈴」
※ 番号の重複をご容赦ください
第21回 対岸に香れるカレー求めけり 海を渡って
第20回 どんぶりに残せる鹿よ悪しからず たしかにしか
宮之浦「カフェ・ヒトメクリ」
宮之浦「カフェ・ヒトメクリ」
第13回 食べることそれは生のあかしなり 木枯らしの吹き荒れる海ボンカレー
陳列棚のカレー 2
尾之間「モッチョムビュー トーン」
安房「田中屋」
第8回 おいどんにカレーうどんは似合わぬか Aコープのカレーうどん
陳列棚のカレー
第3回 風を待つ街にカレーの風が吹く 「本格」「印度風」ばやり
島外のカレー
第2回 一皿の命の旨味有難し 樹林のオーロラカレー
小瀬田「樹林」
小瀬田「樹林」
第1回 独りでもカレーが繋ぐ人の縁 萬萬亭の500円カレー
小瀬田「萬萬亭」
小瀬田「萬萬亭」