口永良部噴火レポート2
拝啓
今日5月29日の午前10時ごろに発生した屋久島の隣島「口永良部島」の噴火。六角堂のある島の南部麦生では、奥岳を越えてきた噴煙が南の海に流れていくのを確認できただけでしたが、ことは全島避難に及び、怪我人も出た模様。Yahoo!ニュースでは時事通信の記事を紹介しています。
口永良部島、全島避難=住民ら137人、屋久島に―噴火活動続く・鹿児島
時事通信 5月29日(金)14時38分配信
鹿児島県・口永良部島では29日午後も、活発な噴火活動が続いた。噴火警戒レベル5(避難)を受け、避難指示が出た島民らは同日午後5時半ごろ、フェリーで近くの屋久島に到着。公民館など3カ所に避難した。
鹿児島県・口永良部島では29日午後も、活発な噴火活動が続いた。噴火警戒レベル5(避難)を受け、避難指示が出た島民らは同日午後5時半ごろ、フェリーで近くの屋久島に到着。公民館など3カ所に避難した。
口永良部島がある屋久島町は噴火を受け、同日午前10時20分に全島避難を指示した。島には当時、住民118人と旅行者17人、気象庁職員2人の計137人がいた。
鹿児島県によると、住民のうち72歳の男性が額や両手にやけどを負った。男性は「ドーンという音を聞き、逃げようとしたら5メートル離れた所を噴煙が通った」と説明。熱でやけどを負ったとみられる。他に体調不良を訴えた82歳の男性がおり、ヘリコプターで屋久島の病院に運ばれた。
住民ら約120人は島西部・番屋ケ峰の施設に一時避難した後、車で本村港に移動。午後3時40分すぎ、町営フェリー「太陽」で島を離れた。
一方、海保は島北東部の湯向地区にいた住民6人を巡視船「さつま」に収容した後、ヘリで屋久島空港まで運んだ。他に3人が自分の船で避難した。
気象庁によると、島東部の新岳(標高626メートル)で29日午前9時59分、爆発的噴火が発生。火砕流が海岸に到達し、噴煙の高さは火口から9000メートル以上だった。
午後から所用で宮之浦港に出向くと、そこには町営船フェリー太陽で口永良部島から避難してくる島民を待ち構える報道陣の群れ。
ここまで来たついでにと、時計と逆回りに島を半周して帰ることに。
口永良部の向かいにあたる屋久島永田地区、ウミガメ産卵地いなか浜にもパトカーに先導されて報道陣が。
噴煙や火山灰の影響で空が霞み、陽が傾いた逆光のために口永良部島はぼんやりとしか見えません。
永田の灯台近くまで行って島を臨んでも同じ。
連続的な噴火が起きていないことに一安心しましたが、西部林道を栗生の方に下っていくと木々や下草が灰色の火山灰をかぶっていました。
続く