拝啓
風が吹けば船が止まり雨雲が低く垂れ込めば飛行機が欠航し、離島の暮らしは難儀なものです。
とはいっても県道を走れば色とりどりの花が目に留まり、空港近くの永久保集落の辺りに咲く柴木蓮の花も散り初め、いよいよ観光シーズン目前です。
そこで今日は、縄文登山の入り口「屋久杉自然館」の脇にある「杉の茶屋」のカレー紹介です。
登山バスの停留所のすぐそばに杉木立に囲まれて「杉の茶屋」はあります。
ここで食事をする地元民はガイドさんでも少ないでしょうから、ここのカレーはほぼ100%観光客用。
屋久島の自然を満喫できる茶屋のカレーは、鹿児島産の豚を使ったカツカレー。
広い店内にお客様はまだまばら。
次の土日は春分の日で連休。雨風に遮られることなく、たくさんのお客様が島を満喫してくださることを願ってやみません。
敬具
これまで紹介した「屋久島カレー事情」インデックス
第24回 春の午後カレーも香り桜咲く 新しい春のカレー
尾之間 お食事処「春」(リニューアル店)
尾之間 お食事処「春」(リニューアル店)
第23回 県道に萌え出づる春カレーあり 年季の入ったかわいい系喫茶店
小瀬田「花鈴」
※ 番号の重複をご容赦ください
第21回 対岸に香れるカレー求めけり 海を渡って
第20回 どんぶりに残せる鹿よ悪しからず たしかにしか
宮之浦「カフェ・ヒトメクリ」
宮之浦「カフェ・ヒトメクリ」
第13回 食べることそれは生のあかしなり 木枯らしの吹き荒れる海ボンカレー
陳列棚のカレー 2
尾之間「モッチョムビュー トーン」
安房「田中屋」
第8回 おいどんにカレーうどんは似合わぬか Aコープのカレーうどん
陳列棚のカレー
第3回 風を待つ街にカレーの風が吹く 「本格」「印度風」ばやり
島外のカレー
第2回 一皿の命の旨味有難し 樹林のオーロラカレー
小瀬田「樹林」
小瀬田「樹林」
第1回 独りでもカレーが繋ぐ人の縁 萬萬亭の500円カレー
小瀬田「萬萬亭」
小瀬田「萬萬亭」