拝啓
屋久島のカレーを食べつくしたわけではないのですが、8か月以上もインド人やネパール人、スリランカ人やパキスタン人の作ったカレーを食べていないと、どうも自分の舌が鈍感になってくるようで、思い切って鹿児島市内までカレーを食べに行って参りました。
中央駅のアミュプラザにはネパール系のインド料理チェーン店「ミラン」(http://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46006887/)がありますが、今回はスルー。
一軒目は初めて訪れる鹿児島中央駅徒歩10分ほどの「チチビスコ」さん。(https://www.facebook.com/titibisco)コックは日本人の方ですがネパール風のカレーのようなので頂きに上がりました。
メニューボードにはいろんなカレーが
よくばりカレーセットを注文したかったのですが、昼はランチセットのみと言うことなのでキーマと豆の二つを頼みました。
キーマは真ん中に茹で卵、豆カレーは触感のしっかりしたチャナダル。
日本人の舌にも合うような優しいネパール風カレー。
のんびりとした店内には他に女性客が一組。近くにあれば、週に一度覗いてもいいなと思える雰囲気のお店でした。
この店に来るのはこれで4回目です。
日本語の達者なスリランカ人の店員さんが、気持ちよく応対してくださいます。
勉強のためにホウレンソウカレーとキーマカレーを注文しました。
タンドリーチキンはフルサイズで。
サモサも大ぶりでしっかりしていました。
美味しさでびっくりしたのはホウレンソウのサラダ。
真似をしたくなる逸品でした。
翌日の昼もまた「スリランカかごしま」へ。
ココナッツの風味がとても香り深くいただけます。
そしてランチセットのダルカレー。
ナンもサクッとした歯ごたえでよい焼き具合。
店で使っているタンドリーチキンパウダー等のスパイスを分けて頂いて帰りました。
一泊二日の慌ただしい日程でしたが、舌が生き返ったような感覚です。
おまけに天文館シネマパラダイスで観た映画「福福荘の福ちゃん」には大事な場面で二度もカレーが登場。ご縁を感じました。
また映画の中で「当店ではカレーを召し上がって頂く際に水はお出し致しておりません」と睨みつける店主の風貌が、屋久島のとある飲食店の主と似通っていて面白かったです。
2月には一週間ばかり京都に戻らなければならない用事があり、馴染みのインド料理屋や映画館を巡るのが楽しみです。
敬具