屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島カレー事情 第17回 新年のカレーで初心立ち返る 「求めるものは店それぞれに」

拝啓
 
新春四日目も島は穏やかに晴れて暖かな朝。
思えば正月三が日、カレーを口にせずに過ごしました。
そこでご飯を炊いて湯を沸かし、おもむろに作ったのは……
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去年の頂きものの「よこすか海軍カレー」とドラッグ・モリの年末抽選会で当たったレトルトカレー
皿の真ん中にご飯を盛って生卵を載せ、二種類のカレーを一気に食べました。
 
お腹は膨れましたが、どうにもカレーを食べたという充実感が満ちません。
これはちょうど良い折とばかりに、前から気になっていた宮之浦の「洋食の寺田屋」(食べログ:http://tabelog.com/kagoshima/A4605/A460501/46000304/dtlrvwlst/)まで車を走らせることにしました。
 
洋食屋と言えばカレーがあるはず。
しかも寺田屋の前にはいつも「ハンバーグ」の幟が立っているので、いつか機会を見てハンバーグカレーを食べようと思っていたのです。
店内に入りメニューを見るとやはりありました。
注文して待つこと十数分……
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ハンバーグが皿の真ん中にドンと載り、ハンバーグカレー以外の何物でもないことを主張しています。
 
どんなことでも試してみれば、そこには必ず発見があるものです。
ハンバーグが売り物のお店だけあって、カレーよりもハンバーグの方がスパイシー。
ハンバーグを載せたカレーライスではなく、カレーを掛けたハンバーグライスなのだと納得しました。
 
お腹を満たしたところで、宮之浦から小瀬田までの「恵比寿様」巡り。
その様子はまた別立ててご報告申し上げますが、六角堂に帰れば日も暮れて夕飯の時間。
朝炊いたご飯がまだ残っていたので、宮之浦の「わいわいランド」で買ったレトルトカレーを温めて頂きました。
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この8か月間、島を出ることなく暮らしてきたため、世間(日本の社会)でいう辛口がどんなものだったのか忘れかけてきており、自分がお店で出しているカレーの辛さがどうなんだ?と疑問に思い始めていました。
本当ならば京都に戻って今まで馴染んできたインド料理屋を食べ歩きしたいところなのですが、それが実現しそうなのはまだしばらく後。
 
そこで思いついたのがレトルトの激辛カレーで舌を試してみることでした。
グリコの「LEE辛さ×20倍」は高温で深入りした唐辛子と黒胡椒のブレンドが売り物。
食べてみると確かに頭から汗を掻く辛みはありました。
 
ただその辛さは、舌や口や胃の粘膜を刺激するばかりでした。
辛みや香りのスパイスがじんわり染み入って体の芯まで暖め、脳を清々しくしてくれるような辛さではありませんでした。
 
お手軽なレトルトカレー屋久島の洋食屋さんのカレーのお蔭で、自分がどんな辛さと香りを求めてきたのか少し思い出すことができました。
 
新年最初のカレーたちに、感謝を捧げます。
 
敬具