拝啓
27日の夜、安房(あんぼう)のヤクスギランド線、屋久杉自然館の手前にあるTシャツ屋「ガラモスタ」(http://garamosta.com/)さんで、今年最後のおおくまよしゆき(http://ookmysyk.exblog.jp/)「うたテント」が行われました。今回で第10回。継続は力なりです。途中小雨も降る寒さのテントライブでしたが、誰一人途中で帰ることなく、耳を澄ませて聴き入りました。
この春、麦生から志戸子に移ってから作られた星の曲に始まり、初めて屋久島に来たときにつくられた雨の曲で締めくくり。
様々な思いや願いが豊かな響きのギターに乗せられ歌われました。
旧約聖書「創世記」第一章はこう始まります。(日本聖書協会の文語訳聖書)
元始(はじめ)に神天地を創造(つくり)たまへり
地は定型(かたち)なく曠空(むなし)く黒暗淵(やみわだ)の面(おもて)にあり
神の霊水(れいみづ)の面を覆たりき
神「光あれ」と言たまひければ光ありき
神光を善(よし)と観たまへり
神光と暗(やみ)を分かちたまへり
神光を昼と名(なづ)け暗(やみ)を夜と名(なづ)けたまへり
夕あり朝(あした)ありき
是(これ)首(はじめ)の日なり
世界は物でもお金でもなく、言葉によって創造されたのです。
言葉は願いであり祈りです。歌もまたしかり。
しんしんと寒気沁み入るテントライブもやはりまた、一つの祈りの場だとしみじみ思う夜でした。
敬具