屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

お子様というのに大人様はなし

拝啓
 
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どうやらこの日・月曜日はお天気が今一つの様子。そこで、六角堂香草食堂スパイシーブックカフェ・イートハーブとしましては、元気に週の始まりを迎えて頂けるよう、二つの元気づけをご用意いたします。
 
一つは屋久島産養殖車海老を分けて頂いていた「ダイフク水産」さんが社名を「鹿児島マリナーズ」に変えられたことを記念?してエビを増量。トッピングの殻付き有頭エビはいつも通り一匹ですが、カレーの中にいるムキ海老をコロコロに。とろんとした冬瓜と併せて触感をお楽しみください。
 
もう一つは「お試しお子様ランチ」の登場です。今回のお子様ランチはターメリックライスにパパドと黒糖ゼリーを添え、マンゴーラッシーのミニドリンク付きで500円!小さなお子様連れのお客様は是非お試しください。これまでの卵チャーハンを食べられなかった卵アレルギーのお子様でも大丈夫です。
 
日曜日がご都合が付きにくいお客様は、是非月曜日にお出で下さい。今月からイートハーブは日・月曜日の営業です。時間は二日間とも11:00~17:00。早めにお電話下されば17:00過ぎのご入店も可能です。
 
ただし、ご用意できるカレーには限りがございます。売り切れ御免の際はご容赦ください。
 
そして「今週のおすすめ絵本」
 
「食べる」ということは、お腹を膨らませ脳に満足を与えるということ以上に「命をいただく」ことだということ。それを実感させてくれる三冊の絵本を紹介いたします。
 
1 「いのちをいただく」 原案:坂本義喜、作:内田美智子、絵:魚戸おさむ
 
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牛のみいちゃんがお肉になる日、食肉センターで牛を解く(屠殺・解体)仕事をしている坂本さんはとても大切なことに気付きました。それは……
 
「しんでくれた」 詩:谷川俊太郎、絵:塚本やすし
 
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「いただきます」って誰に向かっていうのでしょう。お米や野菜を育てたお百姓さん?魚を捕まえてくれた漁師さん?それとも料理をしてくれたお母さんやコックさん?いや、大切なことを忘れてはいけませんね。
 
「動物の目で環境を見る 2 死を食べる」著者:宮崎学(写真家)
 
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お食事前に開くのは少しはばかられるような写真集ですが、最後のページの言葉『もしかしたら、死ぬことも、死を食べることも、いのちとおなじくらい、たいせつなことなんじゃないだろうか。だから、ぼくは、いっしょうけんめい死を食べていっしょうけんめい生きたいと思う。』が実感できる絵本(写真集)です。ホットチャイをすすりつつ秋の雨を眺めながら開くにはぴったりかもしれません。
 
三冊とも店内中央の楕円テーブルにありますので、お気軽に手に取ってご覧ください。また先週のおすすめの三冊もご覧いただけるようにしております。
 
11月9日は『読書週間』の最終日です。六角堂の文庫をご利用いただければ幸いです。
 
敬具