屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

薪くべる人の願いに炎立つ

拝啓
 
10月の個展に向けた埴生窯の続報です。
 
第二回 炎に照らし出される人と作品
 
14日の夜10時、前日に火が入った窯はまだ静かに横たわっていました。
 
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作家の山下さんは仮眠をとっておられ、その間は奥様と息子さんが火の番。1000℃近くまで上がった火口に薪をくべる中学1年生の息子さん。
 
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開かれた火口からは、収められた作品が、炎に照らしだされ、
 
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煙突からは吹き出す炎が夜空に突き立っていました。
 
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翌15日の朝、窯の火は一段一段昇って行きました。
 
つづく