屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

森が呼び 海が招いたマーメイド

拝啓
 
屋久島には多種多様な“アートな人々”が暮らしていて、そのご縁で街ではなかなか出会えない方と身近にお話しさせていただく機会を得ることがしばしばあります。
 
10月8日から13日まで栗生のPON-PON(http://pon-pon.jp/)さんで個展を開きにやってこられた絵本作家の齋藤槙(さいとうまき)さんもその一人。台風19号が島を通り過ぎた午後、芋版ワークショップに参加させていただきました。
 
用意された輪切りのサツマイモにボールペンで図案を描き、彫刻刀で掘った面にアクリル絵の具をスポンジでポンポン塗りつけ、
 
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芋の表面:ヤギさんの顔です
 
 
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芋の裏面:Yakushima-Hの図案
 
日本手拭にポンポンスタンプ。
 
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それをPON-PONさんの奥さんがドライヤーで乾かして、袋に縫って下さいました。
 
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ギャラリーに飾られた齋藤さんの作品で、一番に目に付いたのが20号ほどの和紙に描かれた人魚の絵。
 
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その脇に名刺より一回り大きいほどのもう一枚の人魚の絵がありました。齋藤さんによれば、浅い海に独り暮らしをしている人魚。手に持っているのは大事な宝物。明る目の額に入れるとなんだか幸せそう、とのこと。
 
お願いして、六角堂に連れて帰らせて頂くことができました。
 
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六角堂の母屋に、そっと飾らせていただいています。イートハーブにお出での際は是非ご覧ください。
 
なお、齋藤さんは屋久島に移住予定とか。
 
齋藤さんのプロフィール:東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画科卒業。様々ないきものを独自の手法でユーモラスに描く。近年、土や草木などの自然の色を使った絵画も制作。『ながーいはなでなにするの?』(福音館書店)で絵本作家としてデビュー。
 
作品にご興味をお持ちの方は、福音館のHP(http://www.fukuinkan.co.jp/searchresult.php?search_flg=wrt&writer_name=%E3%B7%C6%A3%CB%EA)をご覧ください。
 
屋久島の多様な自然は、創造的で多様な人々を引き寄せ続けています。
 
敬具