屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

吹き荒れる風にも負けず実る秋

拝啓
 
先週の台風18号では24時間の停電に加え、庭木は折れるは看板は吹き飛ぶはで大変でした。どこでいつもお世話になっている池田造園の社長さんに、倒木の後始末の仕方や次の台風前にすべきことを教えて頂くと、チェーン・ソーがなくてはどうしようもない様子。それで購入したのがご覧のセット。
 
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マキタのMEA3110TM、エンジンは2ストロークの30㏄、最大出力1.0kW。
それにヘルメット、安全靴、防振手袋、チェーンオイル。
 
これで処理した一つがコテージ海の脇のせせらぎをまたいで倒れた木の枝打ち。
 
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そして、風にあおられてコテージの軒が傷まないよう、この倒木の脇に立っている樹に梯子をかけてよじ登り、太い枝を三本ばかり払いました。
 
重労働の後は、ちょっとしたお楽しみ。耐え難き暴風に耐え、忍びがたき大粒の雨を忍び、頑張って実ってくれたバナナとレモンを収穫。
 
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レモンはスライスした砂糖漬けと種子島の島ザラメで炊いたシロップに。これからしばらくの間、ご宿泊のお客様に自家製レモネードをお出しすることができそうです。
 
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それにつけても収穫したバナナの愛おしさ、
 
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色っぽさ。
 
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で、台風19号は10時間ほどの停電とご宿泊予定のお客様のキャンセルと、慣れないチェーン・ソーで力の入らなくなった手の痺れを残し、屋久島の北の空を去っていきました。
 
敬具