屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

突き抜けて野分見下ろす人の技

拝啓
 
台風18号が去った二日目、その爪痕が島の県道脇にもあちこち目に付きますが、その一つが六角堂の看板。
 
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50㎝ほどのコンクリートブロックを地中に埋め、立てた杭に固定してあった看板ですが、今回の台風は、そのブロックごと引き倒して行きました。
 
自然の脅威が身に沁みる中、10月7日午後2時16分、JAXA(http://www.jaxa.jp/index_j.html)種子島宇宙センターから気象衛星ひまわり8号を搭載したH2ロケットが打ち上げられました。屋久島の東側の海岸からなら種子島は大概のところで見えるのですが、発射の様子が真正面に見えるサウスアイランド(HP http://www.south8940.com/、ブログ http://south8940.synapse-blog.jp/blog/)さんのお宅の前で撮影しました。
 
ポンと打ち上げ花火が上がように火の玉が見えたかと思うと、
 
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それは白煙を上げながらぐんぐん上昇していきます。
 
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ニコンD80にタムロンの300mmのズームレンズを付けて撮りましたが、レンズのフィルターの汚れをぬぐい忘れて、拡大すると画像が不鮮明になってしまったのが残念です。
 
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1分も経たぬ間に、ロケットはうねるロケット雲を残して消えていきました。
 
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搭載された気象衛星ひまわり8号は、これまで以上に精緻な気象の様子を送ってくれるはずです。ただ今週気になるのは、18号以上に発達して北上している猛烈な台風19号ヴォンフォン。12日の日曜日の夜には屋久島近海にやってきそうです。
 
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現在活躍中の気象衛星ひまわり7号の画像を見ながら、次回の六角堂香草食堂スパイシー・ブックカフェ・イートハーブは、二週連続休業せざるを得ないのかと思案することしきりです。
 
敬具