屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

マメに暮らさん 腰の曲がった年までも

拝啓
 
真夏の太陽が容赦なく照り付ける屋久島。冷たい飲み物ばかり飲み過ぎたり、クーラーを利かせすぎた部屋で一日過ごしていては夏バテ必至です。
 
そんな時こそ、夏の炎天下では気温が40℃どころか50℃近くまで上がるインドで発達したスパイシーな料理をお試しください。
 
7月27日の六角堂スパイシーブックカフェ香草食堂イートハーブのカレーは「お誕生日おめでとうスペシャルエビカレー&三種類の豆カレー」です。今回の営業日は、六角堂で一緒に開業しているかき氷の「雪苔屋」さんの奥さんの誕生日に当たり、リクエストにお応えしての「エビカレー」。
 
屋久島の特産品の一つに「養殖クルマエビ」があります。小瀬田と安房の海岸べりにダイフク水産(http://www.daifukusuisan.jp)さんの養殖場があり、安房の春田浜の養殖場まで出かけて少しばかりエビを分けていただきました。
 
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ここで育てられたエビは立派なエビフライになる3Lサイズのものから、炒め物や煮物に使えるSSサイズまでいろいろ。今回頂いたのは六角堂のプレートカレーに合うSサイズです。
 
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「なんやSサイズかいな」と思われる向きもあるかと存じますが、そもそもの問題は「エビカレー」と「エビフライカレー」は違うということです。屋久島にやってきて最初戸惑ったのは、レストランや定食屋さんで「エビカレー」を頼むと、決まって「エビフライカレー」が出てきたことです。
 
同じカレーのルーを使ってあれこれをトッピングするカレーであれば、カレーの上にエビフライが乗っていてもエビカレーでよいのかもしれません。ただ、物は試しです。六角堂の「エビカレー」を一度お試しください。
 
ただし、屋久島特産有頭車エビがカレーのてっぺんでお迎えするのは、先着20名様限定です。
 
屋久島にはベジタリアンの方も少なからずいらっしゃると聞きます。今回の豆カレーはひよこ豆の丸のまんまと引き割りに加え、ピンクレンズ豆を加えたミックス豆カレーです。
 
お鍋の中で皆様のお口に運ばれるのを待っております。
 
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焼き菓子あれこれや、お飲み物も用意しております。どこかでお食事を済まされた後、ちょっと一息、日曜日の午後をゆったりお過ごしいただければ幸いです。
 
敬具