屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

撮りたての梅雨の晴れ間の天の川

拝啓
 
今日(6/19)の午後は、シトシトというありきたりのオノマトペがぴったりくるような雨空でした。
 
屋久島では今、100円無人市でもA-コープでもスモモ(プラム)があふれています。六角堂でも一週間ほどおいて完熟させたスモモを今日の午後、ジャムに仕上げました。グラニュー糖を使ってジャムを作るのが一般的ですが、ここはやはり「熊毛プラムジャム」に仕立てようと種子島の「きびザラメ」を使いました。見るからにおいしそうな赤紫のジャムは、お客様のお土産になるように瓶詰にしました。
 
イメージ 1
 
夕方からは尾之間の公民館で催された「新感覚紙芝居 よしととひうたの紙芝居」(http://yoshitotohiuta.net/)に参加。クリエイティブな活動をしている若者が、子供や大人の前で精いっぱいの表現をしている姿に好感を覚えました。
 
イメージ 2
 
そして夜更けて雨も上がった麦生の空には天の川。さそり座もくっきり浮かび上がった夜空を眺めて飲むラム酒「Santa Maria」は格別でした。
 
 
イメージ 3
 
さそり座のアンタレスが写真ではオレンジにしか見えないのが残念です。
 
イメージ 4
 
雨の島屋久島では降る雨ごとに川の水音が高くなりますが、夜更けた空の天高く「煌めく星座の物語も聞こえてくる夜の静寂(しじま)のなんと饒舌なことでしょう。」
 
食に人に天空。コンビニエンスな街では得られない贅沢を一日たっぷり味わうことができました。
 
敬具