屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

多様なる命の混在屋久の初夏

拝啓
 
大雨が降った後の数日、屋久島は初夏の日差しがまぶしく、昨夜の海も満月にかがやいておりました。
 
六角堂の庭の木々も一気に勢いを増し、花や実がグングン育っております。ただ、屋久島の特徴で、花は本来の時期を選ばず勝手気ままに咲き始めます。そんな様子を少しばかりご紹介いたします。
 
イメージ 2 一番元気でこの季節らしいハイビスカス。
花芯が空に向かってそそり立っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
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香り高いクチナシ。肉厚で白い花弁が艶やかです。
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3真っ赤に滴る鹿児島県の県木アメリカデイゴ(和名はカイコウズ=海紅豆)。沖縄のデイゴとはよく似ていますが別種です。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4季節はずれですが勢い良く伸びた枝からこぼれるように咲く萩。先週までは、つぼみも見えないほどでした。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5プクプクと膨らみ、色づき始めたブルーベリー。今年は実の付きがよく、美味しいジャムになってくれそうです。
 
 
 
 
 
 
 
4泊5日の滞在をして下さったお客様は、最終日もリバーカヤックにお出かけになりました。縄文登山だけではない屋久島を多様な命と一緒になってお楽しみいただければ幸いです。
 
敬具