屋久島カレー事情
拝啓 すでに沖縄では梅雨が明けたとのことですが、屋久島の南の海にも夏雲が立ち昇っています。 風吹き抜ける六角堂の母屋は気持ちよく過ごせるものの、日差しの下では一気に汗がどっと。そんな暑さを吹き飛ばすにはやっぱりカレー。今回ご紹介するのは愛子…
拝啓 梅雨入りしたものの雨よりも流し虫の方が目立つような屋久島麦生。流し虫については以前このブログでもご説明した( 森にいて杜の守する流し虫 http://blogs.yahoo.co.jp/honeycomcabin/11932843.html)通り、ハチの仲間であるアリとは違うゴキブリの仲…
拝啓 島の表玄関フェリー乗り場のある宮之浦。 先日、所用で出かけると宮之浦大橋のたもとで「カレー」の幟がはためいているではありませんか⁉以前はカフェだったところに小物屋さんができ、それが知らぬ間に閉店していたその跡地。川縁に車を止めて横断歩道…
拝啓 屋久島の特徴の一つは新陳代謝の速さ。 虫に食われた葉っぱがあっという間に新しい芽を吹きだし、台風で折れて枯れたように見えた枝からも春には新たな芽が吹き、大雨で転がされた石には半年もしない内に苔がむします。 人の暮らしもそれと似ていて、島…
拝啓 連載「屋久島カレー事情」の初回は2014年7月3日。 最新回は2015年12月23日の第44回。 それから約4カ月更新していなかったのはカレーを外食していなかったからではなく、新たにご紹介しようと思うカレーと巡り合えなかったからでした。 さて、この数日熊…
拝啓 六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブのエビカレーは、素揚したインド産のムキエビをカレーに絡め、同じくカリッと素揚げした屋久島産養殖クルマエビをトッピングしたトマト風味のピリ辛カレー。 今週もたくさんのお客様が召し上がって下さりま…
拝啓 急遽店を開けることになり、ピクルスの材料の紫キャベツを求めて宮之浦のワイワイランドまで。 レジを通って荷物台に向かうと、ガラス窓に貼られた一通の挑戦状が。 これを無視して帰っては「屋久島カレー事情」や「屋久島丼紀行」を綴っている者の名折…
拝啓 この「屋久島カレー事情」の姉妹編「屋久島丼紀行」で本日ご紹介した春牧の新しいお食事処「喜楽里」さん。 昨夜、そこで鶏めし丼を頂いた際、見つけたこの貼り紙。 「明日も来てね」と微笑みかけているかのようでした。 それを無視することなど、どう…
拝啓 島のところどころにあるコンテナハウスのお店。 ホームセンターSAMSの向かいにある「モリカフェ」(http://www.yakushima-marche.com/cust-spot/16406/)さんもその一つ。 ジャージー牛のミルクで作ったソフトクリームが売りのお店でしたが、だんだんとメ…
拝啓 2014年の7月から島のカレーを紹介している『屋久島カレー事情』も第40回。 「小さな島なのによくカレーネタが尽きないね……」とか「島にはそんなにカレーの美味しい店がたくさんあるのですか?」などという感想・疑問も耳にしますが、カレーは一般的日本…
拝啓 「捨てる神あれば拾う神あり」とはよく言ったもので、寂しくなる初冬の屋久島に新しいカレー専門店が安房のAコープ内、安藤精肉店の隣にオープンされました。 その名も「ポルコ」、パルコじゃないよ。 イタリア語でブタさんのことだそうです。 ポルコさ…
拝啓 昼間は初夏のような陽気の屋久島麦生でしたが、今日もまた冬季休業のお知らせが。 安房の『Amara』(http://amara-yakushima.jimdo.com/food/)さんの今季営業が来週11月10日までと知り、まだ頂いていなかったこの秋限定発売の「ダルカレー」(スリランカ…
拝啓 秋が深まり冬が近付くにつれ、「冬季休業」のお知らせが落ち葉のように舞い落ちてくる屋久島。そんな中、11月1日より新しい飲食店がOpenしたのは朗報。 平内の『サウスヴィレッジ』さんの「ビレッジ食堂」が閉店し、代わりに生まれたのが『アイノワ(愛…
拝啓 台風21号は、どうやら台湾方面に向っている様子。 屋久島には大きな影響はなさそうですが、台湾・華南の皆様がご無事でありますように。 関西に住んでいる時には台風は直撃でもしない限りニュースの一コマほどにしか気に掛けませんでしたが、海にポツリ…
拝啓 8月も残りわずか、もう夏休みも終わりかと思いきや、すでに島の小学校でも二学期の授業が始まっているとか。 これも文部科学省推進の学力テストの影響でしょうか。 いくら授業時間を確保をしたところで、こどもの心や体がシャキッとしなければ学力とや…
拝啓 8月に入って快晴続きの屋久島。 観光客の方も増え、立秋過ぎても夏真っ盛りです。 夏といえば海、海といえば海水浴場の浜茶屋、浜茶屋といえばやっぱりカレーでしょう。 島の公式海水浴場は島の南西の栗生(くりお)海水浴場・南東の春田浜海水浴場・真北…
拝啓 この梅雨、同時発生した台風9-10-11号の内、フェリーを三日間欠航させた9号は朝鮮半島に去り、10号は消滅。 行方が気になる11号ナンカー(パラミツ=ジャックフルーツ)ですが、その後を追っかけてハワイから日付け変更線を越えて12号ハロラ(ハワイの言葉…
拝啓 全国各地で「こだわりカレー」の幟を立てたお店を見かけることがあります。 今日あのドラえもんそっくりのコンクリート像が立っている楠川の「楠川ふれあいセンターじょんこう茶屋」にも幟が立っているのを見付けました。 そこでさっそくいただくことに…
拝啓 「明けぬ夜はなく、止まぬ雨はない」と昔の人は言いました。 とは言うものの梅雨入り後一か月、梅雨の中休みもないままに雨が降り続く屋久島。 6月の日照時間は平年の三分の一ほどしかなかったとのこと。 しかも、日本列島に沿って伸びている梅雨前線に…
拝啓 島の南部の弁当屋さんでカレーが買えるのは安房バス前の「かもがわ」さん。 屋久島カレー事情 第6回 「レストラン」のカレー(http://blogs.yahoo.co.jp/honeycomcabin/12229865.html)では「かもがわ」の隣にある「ファミリーレストランかもがわ」の「モ…
拝啓 前回は再開した「Warung Karang(ワルンカラン )」さんのタイ風カレーを紹介しましたが、今回は産休で休業されていた「Amara」(http://amara-yakushima.jimdo.com/)さんのカレー紹介です。 「屋久島カレー事情 第5回 カレー専門店」(http://blogs.yahoo.…
拝啓 車で走っていても「わ」ナンバーがめっきり減った屋久島の県道。 GW中は定休日返上で開いていたお店も一休みのところが多いようです。 そんな中、昨年オープンして晩秋から半年間休業していた尾之間の「バリスタイル レストラン&バー Warung Karang(ワ…
拝啓 前回はそば屋の「日替りカレーセット」でしたが、今回はラーメン屋の「カレー定食」をご紹介いたします。 お店は宮之浦大橋のたもと、「屋久島黒ラーメン」でお馴染みの「王龍(ワンロン)」さん。 ここでもやはりラーメンにカレーが掛ったカレーラーメ…
拝啓 屋久島カレー事情第7回では屋久島の蕎麦屋、宮之浦の「楓庵」と安房の「きらんくや」のカレー蕎麦をご紹介いたしました。 屋久島には蕎麦屋の看板を上げている店がもう一軒あります。 尾之間のその名も「手打ち そば屋」(http://blog.goo.ne.jp/donco10…
拝啓 この数日、木の芽流しの雨が降り続き、今日の午後は屋久島空港を発着するJACの飛行機が欠航となっています。 風が吹けば船が止まり雨雲が低く垂れ込めば飛行機が欠航し、離島の暮らしは難儀なものです。 とはいっても県道を走れば色とりどりの花が目に…
拝啓 3月になったものの、まだまだお店を閉じていらっしゃるお店もあり、観光客のお客様も食事に不自由をされているご様子。 そんな中、秋に閉店した尾之間のお食事処『春』さんが、お隣でコンビニを営んでいらっしゃったご主人が経営者に変わって新たにオー…
拝啓 月が替わって間もなく立春。やはり節目節目にはカレーを食べなければと思いつつも、さてどこのカレーを食べようかと思案。 この「屋久島カレー事情」連載し始めたのが昨年の7月3日。 それから今日までの7ヶ月間に島の店でカレー(ライス、そば、パン、…
拝啓 あっという間に一月も今日で終わり。 締めくくりにはやはりカレーをと思って、久しぶりに安房の「屋久どん」さん(http://tabelog.com/kagoshima/A4605/A460501/46000328/)のエビカレー(もちろんエビフライカレー)を食べてみようと出かけました。 ゴール…
拝啓 この数日、空にはどんよりとした雲が掛かり冬に逆戻りしたかのような肌寒さです。 こんな時はスカッと気分が晴れるようなカレーを食べたいと思っていたところ、島のあちこちに張られていたあのビラのことを思い出しました。 いつも野菜を仕入れる田中屋…
拝啓 屋久島のカレーを食べつくしたわけではないのですが、8か月以上もインド人やネパール人、スリランカ人やパキスタン人の作ったカレーを食べていないと、どうも自分の舌が鈍感になってくるようで、思い切って鹿児島市内までカレーを食べに行って参りまし…