屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島弁当三昧 第12回 シナモンロールでシマロール 前編 北の四店

拝啓 「屋久島弁当三昧」コーナーなのに、パンの話? といぶかる方もいらっしゃるでしょうが、 その訳は最後の方でご説明。 コロナ騒動で何か月も島から出られない生活をしているせいか、 庭の手入れをしていたり、テクテク農道ウォーキングの最中、 島では…

入梅にパワー噴き出す島の店 安房茶屋 春牧noko 宮之浦Kitchen HUB

拝啓 コロナのお蔭で島外のお客様が絶えているまに梅雨入りとなった屋久島。 例年6月は観光のお客様が冬季に次いで少ない時期。 梅雨明けまではまだまだ厳しい台所事情の続くお店も多い中、 今年もまた新規出店、新装開店が相次ぎそうな島のパワーをご案内。…

Book Cafeの散歩道 第10回 5/25 #7日間ブックカバーチャレンジ 第四週 #day6 最後の一日

拝啓 2020年5月25日、全都道府県で緊急事態宣言解除。 このひと月あまりの出来事は、日本の年輪に刻まれることでしょう。 #7日間ブックカバーチャレンジ 第四週は6日目で終了となりましたが、旧約聖書によれば神様も六日で天地創造を終え、七日目は休息され…

Book Cafeの散歩道 第9回 5/22・23・24 降られても濡れてしまえば傘いらず

拝啓 さて散歩にでもと思うや否やにわか雨。 島中どこを歩いても、樹々の命が吹き出しております。 5月22日 田所美恵子著「針穴写真を撮る」 #7日間ブックカバーチャレンジ全国の緊急事態宣言解除まで継続中-第4ラウンド #day3 Instagramが流行り出して、凝…

Book Cafeの散歩道 第8回 5/19・20・21 島の旅、世界の旅、宇宙の旅

拝啓 鹿児島の県花カイコウズが盛りの屋久島南部。 来年のこの花の季節にはたくさんのお客様で島が賑わってほしいもの。 5月19日 カレル・チャペック著「五つのパン」 #7日間ブックカバーチャレンジ全国の緊急事態宣言解除まで継続中-第3ラウンド #day7戯曲…

屋久島弁当三昧 第11回 La pizzeria è al mare o in aeroporto?(Google翻訳)

拝啓 イタリア語で海を意味する「Il Mare=イル・マーレ」。 Yakushima-aeroportoに隣接する、島のパスタとピザの銘店。 少しばかり敷居の高いお店なので、この5年ほど伺っていなかったのですが、 5月24日のお昼、ホームセンターSAMSの駐車場に新設された「…

Book Cafeの散歩道 第7回 5/16・17・18 散歩は雨で二日間お休み

拝啓 いよいよ西洋紫陽花が開き始めた六角堂。 今日も読書と里巡り。 5月16日 上橋菜穂子著「バルサの食卓」 #7日間ブックカバーチャレンジ 第3ラウンド #day4昨日、島の書店事情を探索中、安房の泊書店で初めて買った文庫本(図書カードではなく現金です)…

Book Cafeの散歩道 番外編 その4 「健康づくり1万歩街道モッチョム岳展望コース」

※Book Cafeの散歩道 番外編 その3の続編です。 拝啓 アフターコロナ時代のキーワードは“積極的なSlow dawn”。 そして求められるのは「人の息遣いと香り立つ料理、歩く速度の風景」。 只今、屋久島に眠る化石、あるいは遺跡の如く散在する「資源」を探索中。…

Book Cafeの散歩道 番外編 その3 「新しい滞在様式」の創出

拝啓 屋久島観光と言えば縄文杉登山と白谷雲水狭巡りが定番。 しかし、 六角堂コテージのリピーター様の多くは、「ひたすらゆったり過ごしたい。天気が良ければ森の中でボーっと過ごすのが一番」と。 脳性麻痺や視覚障害などをお持ちのグループ様は、バリア…

Book Cafeの散歩道 第6回 5/13・14・15 梅雨にも負けずコロナにも負けぬ 丈夫な島を作りたい

拝啓 もう梅雨が来たかのような屋久島のザザ振り。 ダチュラの花がしっとりと。 今回もよろしければ、六角堂の本と屋久島の小径へ。 5月13日 インゲ・ショル著「白バラは散らず」 #7日間ブックカバーチャレンジ 第3ラウンド #day1掟破りの#7日間ブックチャ…

Book Cafeの散歩道 第5回 5/10・11・12 ヒトはサルより危険がお好き

拝啓 奄美や沖縄はすでに梅雨入り。 屋久島も台風1号の影響で雨続き。 モッチョム岳を映す田んぼの苗はすくすくと。 5月10日 カン・ギョンス著「ママ」 #7日間ブックカバーチャレンジ 第2ラウンド #day5絵本はコドモの読み物、と思われがち。六角堂の本棚に…

屋久島カレー事情 第86回 福招く「蕎麦屋のカレー丼」 安房 きらんくやさん

拝啓 「『蕎麦屋のカレー丼』を新たに開発しました」のお知らせに接し、 急遽予定を変更して安房の「きらんくや」さんに。 いつも通り苦労して車を駐車場にバックでいれ、 入店するや「蕎麦屋のカレー丼まだありますか?」とうかがえば、 女将さんがにこやか…